荒井佳能個展「からあげカレーに秕」



概要


とある方から「からあげカレーの法則」を教わった。それは「美味しいものに美味しいものを乗せたら、さらに美味しいものができる」という法則である。一方、秕(しいな)とは、「殻ばかりで中身のない籾、価値のないもの」の意である。両者はネガ↔ポジの関係にあると考える。人を語るうえで、からあげカレー(楽)と秕(悲)の要素が不可欠であり、その全てが自身を形成するものではないだろうか。本展では生活に宿る喜怒哀楽や自他の意識を、作品を通して「素直に捉え直す」作業を行う。

荒井佳能 

2003年生まれ、東北芸術工科大学芸術学部美術科洋画コース所属。
アートとデザインの横断的なアプローチで制作を行い、絵画を中心にグラフィック・音・インスタレーションなど表現方法は多岐にわたる。
主な展覧会歴に、2025年「アニュラスのじゃぶじゃぶ池/omnium-gatherum」(国立新美術館/東京)、2024年「ディフェント京町堀アートフェア2024」(安田ビル/大阪)などがある。


会期:2025年4月6日(日)〜2025年5月31(土)
会場:GALVANIZE gallery (宮城県石巻市中央2-4-3 石巻のキワマリ荘)
時間:会期内の毎週土・日曜 / 11:00~18:00
料金:無料
作家:荒井佳能 

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