mado-beya企画 第17回目 企画展「対の往還」
展示概要
各作家から出品された作品を眺めると、それぞれに2つの物体の呼応関係が浮かび上がってくるように思い、今回の企画テーマが決まりました。個別のモノが2点あること、2点が補完関係に見えたり、対応関係を見つけられたり、視線が動かされたりと解釈はまちまちです。 --------------- 自分の頭から上の世界を見ながら歩くための鏡面のある装着具と、それを別の角度から彫刻に変換して提示する伊藤誠。双子の兄弟ユニットである守章作品は、O JUN氏と文化人類学者の故・西江雅之氏との親交に端を発する。 彫られた作品と、その形が彫られるきっかけとなったモチーフを合成したイメージプリントを同時に並置するちばふみ枝。三者三様の表現手法と、2つのモノの間にうまれる関係性の行き来などにも着目しつつ、ぜひご高覧いただけますと幸いです。会期:2024年11月2日(土)〜2025年1月26日(日)
会場:mado-beya (宮城県石巻市中央2-4-3 石巻のキワマリ荘2F)
時間:会期内の毎週土・日曜 / 11:00~18:00
料金:無料
作家:伊藤誠 / 守章 / ちばふみ枝