mado-beya企画 第8回目 「隣り合う隙間」展
ステートメント
切れ目・隔たり・ずれ・穴――そうしたところにできる隙間とはどういうものだろうか。
何かと何かの間にあって、それはものそのもの、あるいはそこにできる場、状況、または関係性を際立たせ、見慣れた世界を変質させるその境目として視えてくるものかもしれない。
既製品に最小限の手を加えることで、それらを固定された意味から解放し、色や形をそなえた造形要素として、「彫刻」の新たなあり方を探求する冨井大裕。
看板をモチーフとした作品をはじめ、パフォーマンス、映像、インスタレーションなど、形式を特定せず制作を展開している中﨑透。
木質レリーフを紐で結び自立させることで、表裏や境界を意図的に取り入れた造形を特徴とするちばふみ枝。
小さなmado-beyaの空間で隣り合う、3者それぞれが垣間見せる世界をお楽しみください。
展示概要
会期:2021.1.8 (sat) ~ 2022.3.27 (sun)
会場:mado-beya(石巻のキワマリ荘2F[宮城県石巻市中央2-4-3])
時間:土・日曜 11:00~18:00
料金:無料
作家:冨井大裕/中﨑透/ちばふみ枝
WEB